タージを出たchunuは、少々周囲をうろついた後、オートを捕まえてイードガーに向かいました。
イードガーと聞いて、ピンッ

ときたら、

ぱちぱち

ピンッと来なかったら、ヒント。
「イードガーと言えば、バス停」
さ、わかったかな?
さらにわからなかったら・・・
世界遺産。
さー これでわかりましたね

そうです。
答えは、
「ファテプール・スィークリー」
ファテプール・スィークリーは、アグラ郊外にある城跡。16世紀半ばムガル帝国第3代皇帝アクバルが首都をここに置き、隆盛する帝国の中心としたものの、水不足が原因でたった14年で捨て去られてしまいましたとさ。・・・これだけ読むと、ちょっとはかない感じがするかな?
で、このイードガーのバススタンドから、ファテプール行きのバスが出てるって訳です

イードガーのバススタンドはたいして大きくないけど、長距離バスやらが出ていて、それなりに賑やかめのところ。んー、まぁ、地方都市だから、あんまり派手に賑やかではない。周囲もそれほどお店などがあるわけでもないし。
ところで、chunuにとってイードガーと言えば、外国人登録局。
バススタンドの近くには登録局があって、アグラにいた時、何だかんだでよーく通った。・・・ってーか、通わされた。ここでの記憶を手繰り寄せてみても・・・う~ん、まー、お役所ですからねぇ、よい思い出なんぞひとつもありませぬ。タカビーでエラソーなおっちゃんの上から目線&話し方くらいしか蘇ってきませんな。あと、仕事がおっそ~いっ

なんてことはさておき・・・
ファテプール行きのバスを探して、切符売場まで聞きに行くと「バスは目の前、切符は中で買えばいい」と言われて終わり。あ、やっぱ近距離だから、切符はフツーに車内で買うのね。
バスに乗り込むと、あまり人がいない。
一応、中にいた人にもファテプール行きだよね?と聞いてから、後ろの方に座った。
しばらくすると、インド人の家族連れやらが数組入ってきた。
面白いのが、入ってきた人、入ってきた人、みんな誰かしらにファテプール行きだよね?って聞いている。
ははは みんな行き先も事前確認もおんなじ。
さぁ、なんとなく座席が埋まってきたかなって頃、出発となりました。
ファテプール目指して、Chalo~