さて、やっとのことで出会えたサマンタくん。
照れくさそうにごめんねーと言いながら、ガイド開始。
入り口から、いろいろ説明をしながら回ってくれた。

ロックといえども城砦なので、お堀もある。
あぁ、そうだ。
シーギリヤロックについてなのですが、ここでchunuがつたない説明なんぞを書くより、ネットで検索してもらった方が、丁寧で正確な情報を得られると思うので、省略したいと思います。

上り口近くからのロック。大きいですなぁ。こんなののてっぺんに宮殿造っちゃったなんてねぇ。

今でも水が沸いている噴水。なんか、金沢の兼六園で見た噴水を思い出した。
サマンタは、ちょっとインドの友人ラジョルシくんを思い出すような好青年。ガイドっぷりも真面目だし、必要なこと以外はあまり話さない。chunuにとってはありがたいタイプのガイドくんだった。
話を聞いたり、おしゃべりしたりしながら、あちこち見物。
岩山に登るとはいえ、chunuはいつも通りのチャッパル(サンダル)、サマンタもぞうり。ダランの山道仕込みなので(笑)、悪道でもいつの間にやらひょいひょい行動できるようになっている。

こんなところから登ります。

有名なライオンの入り口。スフィンクス(見たことないけど)を彷彿とさせる??
まだまだ登ります。
登る、といっても、ロックはほとんど階段を登っていく。ただ、イギリスが付けた階段だそうで、結構な年代モノとのこと。違った意味でのおっかなさ(壊れちゃうんじゃないかとか)も含まれ、スリル満点。足元のおぼつかない高所は大の苦手なのに、よくもまぁ、ひょこひょこ出向いて登っちゃったもんだ。
あんまり写真は撮ってないので、お目当てのシーギリヤレディ(天女のフレスコ壁画)の写真にさっさといってしまいましょう。これが見たくて、ロックに出向いたようなもの。



かつては500人程度の美女が描かれていたらしいけど、現存するのは18名。一番最後写真の美女は黒人といわれているらしい。ちなみにアジア系の美女も描かれているとか。
さらに登り

ロックのてっぺんからパチリ
この頃には、もう結構な気温。あっつい!
下に降りるとき、ぐるっと回っていく?と聞かれたので、ちょっとぐるっと回って帰ってきた。

別に特別な何かというわけじゃないんだけど、ミョーにこのボコッと出た石が気になったのでパチリ。不思議。

かつての王宮跡。なんとなく偲ばれますなぁ。今は昔、諸行無常。

王様用のプール(だったはず)と、王様用の椅子。ここでくつろいで美女が踊ったり沐浴するのを見ていたらしい。
そういえば、シーギリヤロックのガイド、数年前までは100人以上いたのに、今では60人くらいに減ってしまったらしい。サマンタはわりと新しめのガイドとのこと。ちなみにサマンタの免許証は名前がバサンタになっている。タイプミスでそうされてしまった、僕はサマンタなのに、と怒っていた(笑)。
さてさて、下り道もあれこれ見ながら、無事に下山(というのだろうか?)。
サマンタにこのあとの予定を聞かれ、何かアイデアない?と聞いたら、周辺の観光は知らないしな~と困ってしまったので、とりあえず宿に戻ろうかと思っていたら、出口のところに朝のトゥクトゥクのおにーちゃんがいるよ、言われた。
そういえば、朝、その後どっかあちこち回るけど、と言われて考えておくってお茶を濁していたんだっけ。
どーしよっかなー。
とにかく、ここでサマンタにガイド代を払ってお別れ。
いいガイドだったよ、これからもがんばってねー。